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HGSE(ハーバード教育学大学院)を卒業した日本にいる人

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自分が進学する前に二人のHGSE卒業生は知っていたのだけれども(そして二人ともHGSEとは関係ないところで直接会った事あり)どのような日本人が卒業生としていらっしゃるのか、と思い、Googleに聞いてみました。

Campusに到着すればもっと教えてもらえるのかと思いきや卒業生の情報は「卒業」しないとアクセスできないのだということ。ということで非常に原始的な方法で集めた以下リストを共有します。今後機会があれば更新していこうと思います。

2014年8月追記:卒業してHarvard AlumniネットワークのDirectory(名簿)で「Harvard Graduate School of Education」x「日本」で検索したところ42人の方の名前がヒットしました。少ない!。しかもそのうち7名はお名前からおそらく日本にいらっしゃる外国人の方だと想定。登録してなくて名前が載っていない人もいるとしても少ないですね・・。同じようにHBS(ビジネススクール)が東京だけで500人以上(500人以上だと検索条件を絞らないと見えない)なのと比べるといかにニッチなのかということが分かります。(又はビジネススクールとかと違ってネットワーキングするような文化が浸透していないか、、)

ネット上で発見したHGSE日本人卒業生(留学前情報) 2012年に卒業した鈴木あす美さん なんと前職が同じ(彼女は投資銀行側、私はマーケット側)かつNPO「Acumen Fund」の日本チャプター運営も一緒、という偶然な共通点がいっぱいのあす美ちゃんアライアンスフォーラム財団フルブライト生、今はISAKのお手伝いも一部しているもよう。素敵です。
2009年に卒業した松田悠介さん 少し前のエントリ-にも書いた「Teach for Japan」の代表理事。元体育教師。ブログ「体育教師がハーバード目指す遠き道のり」ブログ「Life is Education - 体育教師留学奮闘記」が有名。同じ世代、同じHGSEでも彼はSchool Leadershipのプログラム。熱い人です。
2009年に卒業した村上将隆さん 学部生の時に慶応から編入学をして、そして大学院に進学した方のよう。α ALPHA LEADERS記事を発見。
200?年に卒業した本山勝寛さん一番今の時点でネット上での存在感が大きい卒業生なのではなか…

一週間が経過(大学院生活@HGSE)

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緊張のCourse Shopping→暫定的なクラス決定のプロセスをほとんどの学生が終え、さすがに疲労を隠せ切れなくなった金曜日のランチタイム。完全に秋学期のスケジュールが決まりきっていない私のバタバタは続く。

卒業生が情報共有のためにやってきた
TIE Alumni Panel 8月30日(木)16時〜18時対象者:TIEのClass of 2013(同級生)

たった1年前に卒業したTIEプログラムの先輩方4名を迎え、私達が質問攻めにするセッション。教授達は最初の挨拶のあとは部屋を去る、という気遣いよう、笑。4人それぞれ大学院前の経験・経歴やHGSE在籍中の1年間の組み立て方も今歩んでいるキャリアもバラバラだけど、気楽になんでも聞けるあの場は思った以上に有益だった。

大学側からCourse Description、Syllabus、教授本人によるCourse Shopping用の説明、過去のCourse Evaluation、そしてこのAlumni Panel。加えて自分の担当をしてくれる教授との1vs1の30分Advisor Meeting。「Well-informed decision making」のサポート体制の徹底しすぎでしょう、笑。

ここまでサポートするんだから自分がどうしたいか、どうするべきなのかは各自が判断できるでしょう、ということなのだと思う。

自分が何をしたいか、はもちろん、ただそれ以上に重要なのが「なぜ」したいか、「なぜ」興味があるか、の部分だと思う。(これを書きながらふと、サイモン・シネックのTEDを思い出す)




そこがある程度自分の中で整理されていて人に話せる状態であることが重要だということを改めて感じた。そして怖いのが言語化し、人に共有すればするほどそれが強く、磨かれていくということ。そんなプロセスを体感しながら過ごした過去数日でした。

日本からの友達との再会、日本人として思うこと そのあとはHBSにこの秋から進学した東京時代の友達の女の子(彼女はアメリカ人として来ているので留学生ではない)とケンブリッジでの再会&それぞれの状況を共有し、TIEメンバーの一部とBarでのんびりナイト★

仲の良い友達が河の向こうのビジネススクールで頑張っていると思うとなんだかとても嬉しいし誇らしい。2年間に渡るプログラム、かつ1年目はセクション仲間90人と全…

Project Zeroというハーバードの教育系研究所

今日初めてProject Zeroのプレゼンに参加
Reading Like an Educator for International Student Workshop8月30日(木)10時〜12時対象:HGSE全体の留学生のうち希望者
ややドライだったけど役に立つものもありそうでした。自分の読み方の癖を意識し、より効果的にReadingをやることが、膨大な課題図書/論文が想定される大学院生活には重要そうです。

Project Zero Presentation8月30日(木)13時15分〜14時半対象:ハーバード全体(学部/大学院)の希望者
46年前にHGSEで始めたというProject Zero。教育に関わる以下の問いに答えるためのイニシアチブ。
①What's really worth understanding today and tomorrow?
(今、そして未来のために本当に理解すべきことは何か)
②What does learning look like? (visibility of learning)
(「学び」とはどう見えるものか?)
③How and where does learning thrive? (design of learning env.)
(「学び」とはどこでどのように活発に起きているのか?) Gardner教授の有名なGoodWorkプロジェクトも、(補足:彼を「Multiple Intelligence」で知っている人も多いかもしれないですが、彼の「GoodWork」もかなり有名らしい)昨日のブログに記載したWilson教授が関わるLILAプロジェクトも、Project Zero内の取り組みの一部になる。Project ZeroのFacebook上のページはこちら

説明会で配布された資料で「ふむふむ」と思った記載があったので以下にそのまま引用:
Learning as a consequence of thinking, visible, engaging, social, lifelong....Understanding as doing, thinking, inquiry, action, perspective...Knowledge as evolving, relevant, active, disciplin…

秋+冬学期Course Shopping #3

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終わった!・・・気がします・・、とりあえず。

今日は結局かの有名なGardnerのクラスはShoppingしないで終了。長ーい一日でヘロヘロだけど明日もまた色々なことが起こると思われるので寝る前に記録。
最終日のコースショッピングGrowing Up in a Globalization World-Language Acquisition, Cultural Awareness, and the Roles of (Neuro)Science in International Education Policies and Practices(Chiesa教授)
フランス人のユーモアいっぱいの客員教授Course Evaluationの評価も私の周囲の人の評価も高く確かに中身も興味深かったけど自分にとっては「good to take」カテゴリーで必須ではない科目と判断。ちなみに彼が2年半闘ってようやく出版にこぎつけたという書籍はこちら→Languages in a Global World。 内容が文化の話にも触れるので批判する人も賛同する人も共に多いのだとか。でも学者だったらこういうアウトプットをしないとね、と愉快に笑っていた。夜道を歩く時は気をつけるよ、とのこと。彼はピーテル・ブリューゲル(画家)の『バベルの塔』を用いながらクラスの内容や目的を説明。Q:英語がlingua francaなのか?englishなのかglobishなのかそして言語にとどまらず「cultura franca」というものがあるのか。 そのような問いに答えようとすることがこのクラスの目的らしい
※lingua francaといえば勉強会ERG (the Economist Readers Group)でも一度ディスカッションしたな、とか思ったり。一つ面白かったのが教授が文学作家の事例を挙げるときにカフカと並べてアクタガワと言っていたこと。日本人として「お!」と感じたこと。
Research Practicum in Adult Group-Learning Conversations(Wilson教授) 午前中のWilson教授が担当する別のクラス。6名と制限があり、ほとんどが博士号の生徒と聞いていたので半ば自分には関係ないと思いながらCourse Shoppingに参加。実際Course Sh…

秋+冬学期Course Shopping #2

「選択」のチャレンジは続く・・・。

コースショッピング二日目 今日は朝8時15分から「40分+5分移動時間」刻みでのフルスケジュールDay。

教授陣の40分の使い方はそれぞれ異なる。でも最後は自分の見たこと聞いたことを基に自分のGuts(感じたこと)を信じるしかない。楽しそうなクラスが多すぎるという・・贅沢な悩みです。

Innovation by Design: Projects in Educational Technology (Dockerman教授)
会社の役員やらコンサルやら教授以外のお仕事がメインのDock教授数少ない彼のクラスの一つ。しっかりプロジェクトベース。自分が課題意識を持っている教育面のトピックを選び、グループでそれを解決するテクノロジーを駆使したツールをデザインするというもの。このクラスでの教授の役割は生徒をhelpし、時にpushし、modelを見せ、時にinterveneするということ。とても興味深かったが他とのバランスでこれは取らないことに。 自分が課題意識を持っていること、というところで自分の経験上&日本で感じていることとして個性が活かしきれていないことや「クリエイティビティ」を発揮することへの難しさという話をしたところ以下の二冊の本を紹介してもらう。発言してみるものですね

① Art of Habit(詳細確認中)
② Imagine: How Creativity Works(ただしPlagiarismのせいでつい最近この著書は発売停止になった)著者のJonah Lehrerは非常に有名な人でこの最近のニュースは全米で注目されていた模様

Group Learning (Wilson教授)
クラスの内容はもちろん、昨日記載したCourse Evaluation上での評価も非常に高かったこのクラス。Wilson教授はもともと自分たちと同じこのHGSEの修士生。すでに教え始めて19年目でProject Zeroのリサーチャーとのこと。Project Zeroについては明日説明会があるのでそれが楽しみ。これは35人しか受講できないので抽選結果待ちだけれどもぜひぜひ受講したい、と感じたクラスの一つ。Collaborative learningとは何か、どのようなダイナミクスが起きているのかそれをリードするために必要なものは。そんな内容のクラスにな…

秋+冬学期Course Shopping #1

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わくわくする1日の始まりです。

コースショッピングとは? HGSEの卒業に必要なのは9ヶ月で8クラス(32単位)。TIEの場合はそのうち5クラスがTIE教授が担当するものであることが必要(とはいえ、該当する選択肢は20近くある上にインターンも1クラスとしてカウントする、という選択肢の多さ)

残りの時間をどう使うかは全て自分次第。13ものプログラムが存在するHGSEが提供する全クラスの中から選ぶのもよし。ハーバード内の別のスクール(ビジネススクール、ケネディスクール、デザインスクール、ロースクール、Arts&Scienceスクール、など)から選ぶもよし。ご近所のMITから選ぶのもよし。

今でもまだハーバード内の各スクールはそれぞれのシステムやウェブサイトが存在していて色々と手続き上不便なことはあるけれどもAcademic Calendarを統一したことが今の学長の功績なのだとか。つまりスケジュールが各スクールで一致するので単位互換をサポートする仕組みは整えられたということ。

膨大な量のクラス候補から自分の興味のみならず、今の自分と卒業後のありたい姿のギャップを意識して戦略的に選び自分の1年を自分で組み立てることが求められる。時間は有限、しかも一つ一つのクラスも重いのでたくさん取ればいいということではい・・・・。

HGSEは2日間Course Shoppingといって学生の選択プロセスをサポートするための各教授本人による40分ミニレクチャーが各クラスで実施される。出来る限り機会を多く提供するために同じ内容を教授は2度も別枠でしてくれる。2つのクラス間で時間が重なっていたとしてもどちらかで話を直接聞けるようにするため。とても有り難い制度だと思う。

渡米前には「こんなクラスがとりたいな」と興味本位のみで選んでいた私もオリエンの話を受け、選択する際の基準をやや修正した。もちろん新しいことへの探求も忘れずに、ただちゃんとストーリーとして自分の興味、方向性をサポートしてくれるかどうか、をより意識することにした。

コースショッピング初日 今日は4クラス分に参加し、今休憩。このあと1クラス。取る可能性の出て来たクラスは2つ。1つは決定★

ちなみに前年同じクラスを受講した卒業生の提出したアンケート&生声は全てウェブ上で公開。クラスにそれぞれ10ページ以上のCourse Eva…

HGSE(ハーバード教育学大学院)入学式

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とうとう始まりました。今日は正式なHGSE入学式+大学院生活の初日です!留学生オリエンテーション、TIEリセプションで知り合いが増え、学部の雰囲気にも慣れ、心理的なゆとりが出来た状態での参加。

既に大学院仲間に♡ それにしてもHGSEというコミュニティは本当に素晴らしいものだと過去数日幾度と痛感。これが教育学部だからかハーバードだからか大学院だからかは正直分からない。

でもここに来ている仲間達が皆持っているのは:

・相手の事を知ろうとする強い好奇心
・未知のもの、自分と異なるものに対するオープンな心と敬意
・自分の今まで&今興味のあることを相手に伝える際の熱意
・人のため、社会のために何かしたいというドライブ

・・といったもの。
具体的に「私は卒業後xxになるんです」という人は少ない。ただ「●●といった課題に取り組みたい」「xxが自分のワクワクの源なのでそれに関わることをしたい」というレベルではそれぞれかなり具体的にストーリーを語ることができる。

英語でいうと「Corny」、日本語でいうと「くさい」または「気恥ずかしい」・・・・・・そんなことをキラキラと語り合うところが教育学部のユニークなところだと思う。(ほんの数年前証券会社に勤務していた当時の自分は口に出していなかったようなことばかり、笑)

そして自分の周りを見ていると自分に限らず「従来の『教育』とは全く異なる畑」から来た教育セクター新参者は多い。ジャーナリズム、広告、プロダクトデザイン、コンサル、医療、エンジニア・・どんな化学反応が起きるのか、とても楽しみ。

また皆がそれぞれ自分はここにいていいのかどうか、とやや萎縮&謙遜しながら相手から学ぶ姿勢が強いのも興味深い。そんな714人の仲間が集まった入学式。

今年の入学生のうち680人以上が1年の修士プログラム、残りが博士プログラムの進学者。
・学部全体では75%が女性(とはいえ私のTIEは男女比は半分)
・平均就労経験は4年(Again、TIEはもっと長い)
・平均年齢は28歳(Again、TIEはもっと高い)
・留学生比率は15%で30カ国から(とはいえ米国人でも世界のあちこちに滞在した経験がある人が多いと感じる)

入学式でのスピーチ Dean(学部長)からのウェルカムスピーチ、昨年度表彰されたJohnson教授のスピーチ、卒業生で博士プログラムに滞在中の二人…

プログラム開始前夜にもらった動画

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先週の金曜日にTIEプログラム専属のコーディネーターのお姉さんが(我々TIEの40数人がHGSEでの日々をできるだけスムーズに過ごしていけるようお世話をしてくれる)くれたメールより。
''Monday is going to be a very full day with lots of information and a lot of time to have questions answered. In the meantime, lets enjoy our time together on Saturday getting to know the cohort.  This is a very exciting time -- you are about to begin your journey as a GRADUATE student at HARVARD UNIVERSITY SCHOOL OF EDUCATION.  So, here we go. Watch this video. Get Pumped. (以下がみえない場合はYouTubeで "40 Inspirational Speeches in 2 Minutes"で検索してみてください) See you on Saturday.''

※ちなみに今は月曜日の夜10時。
※このメールをもらったのが金曜日
※土曜日はTIEプログラム限定のリセプションがあり一足先に同じプログラムの仲間と交流
※本日月曜日がHGSE全体の入学式+オリエン開始日でした。ようやく大量の情報を整理し明日から金曜日の毎日のスケジュールの見通しがつき(Google Calendarを初めて使用。かなり◎)落ち着いてメール整理タイム。

ボストン初のネイル★

世界に誇れる日本の素晴らしさ。今までは「食」「引越し業者」を迷わず言えていた自分。ここに「ジェルネイルのデザイン性」を加えようと思った今日の体験。

日本出発前、あまりにも計画性のないスケジュール→徹夜で荷造り→出国であったため、ジェルネイルをオフしないまま渡米。しかしさすがに1ヶ月と5日も経ってしまい長さ的にも、見た目的にもどうにかしなくては、と思い、オリエンテーション前のフリーな日曜日にネイルサロンデビューを決意。

ボストンの中でもお洒落なNewbury Streetを別の日にブラブラ歩いていた時に見つけたMiniLuxeというネイルサロン。寮に戻ってネットで調べてみたらチェーン店の模様。オンラインで予約もできるし、なんだか綺麗そうだったのでそこに予約。(ジェルオフとフレンチの付け替え)

日本のネイルサロンと色々違いがあってとっても勉強になった。デザインのバライティ+緻密さでは完全に日本の勝ち。一方で綺麗に、期待通りの仕上がりにきちっとしてもらうことが目的ならば半額程度でできる今回のところも結構◎。

日本のネイリストさんは担当の人の人柄だったり趣味だったりこだわりみたいなところでばらつきがあるけど、かなりシステマチックに仕組み化されている今日のところではあまり担当者によって大きなばらつきはないのでは、という印象。

とにかく「綺麗」「清潔」を売りにしているだけあって(文化的な背景もあるのかもしれない、ネイルサロンはこっちではピンキリだから)、施術に使う金属のツールもなんと個人別に殺菌された袋に個別に包装されているものを目の前で空けて使う徹底振り。自分の爪につかったヤスリは終わったら廃棄するようで、終了後に「これを持ち帰りますか?」と言われて驚いた。

またオフの時日本ではコットンを蒔いて、その上でアルミホイルを巻いて放置、というプロセスが普通なのだけれども(事前にアルミホイルは適当な大きさに切ったものが準備されている)、今日のところでは絆創膏みたいな形のものが10個あり、くるくると一瞬で指を巻いた後に上から液体を垂らすやり方。絶対こっちのほうが手間はかからないな(巻くスピードも早い)と感心。

こっちではジェルをオンすることは「application」といい、甘皮ケアを「manicure」というらしい。そしてジェルは2社(1社はOPI)が主流のようで、それ以外のジェル…

TIE学科生としての初のイベント

今日参加したイベントは二つ。

''How to write like an educator'' 8月25日(土)9時〜12時
HGSE Workshop ''How to write like an educator''
参加した人:HGSEに進学予定者で事前登録をした90人

・Critical reading strategy
・Writing
・Revising
・Plagiarism (アメリカの教育ではこれが超重要)
・Citations(上記に違反しないためにもこれも重要)
・Writing genres
・Resources (大学には課題に取り組む上でのヘルプが充実!)

どれも丁寧に構造化されていて、今まで自分がなんとなく理解していたことを整理する良い機会でありました。左右に座っていた二人は偶然共に小学1年生の教師をしていた人達。一人はより政策立案に関わる道へ行きたいのだとか。小学1年生を相手にするのでも最適人数は一クラス25人以下くらいとのこと。企業向け研修とそこは同じだな、と思ったり。

TIE Welcome Reception 8月25日(土)15時〜17時
HGSE TIE (Technology, Innovation, and Education) Welcome Reception
参加した人:TIEに進学予定の同級生(40−50人?)
※男女比推定半分づつ、年齢推定20代前半〜50代

・自由に会話(8割以上がこの時間、大声を出さないと聞こえないくらい盛り上がった)
・自己紹介ゲーム(TIEでは何をするにも「普通」にはやらない、とBlatt教授)
・集合写真撮影

留学生オリエンテーションか?というくらい多様性に富むCohort。インド、パキスタン、カザフスタン、タイ、イラン、フランス、中国、シンガポール・・・印象的なのは多くの人が「生まれはxx、育ちは●●、直近は□□」と話していてしかもそれらがまったく別々の大陸であることも多い。

みんな色々なものを見て体験してきている人ばかり・・・・・。

先日の留学生向けオリエンテーションで既に知り合いになっていた仲間とはHey!!♩で会話が始まり、3月末のOpen House(合格者対象で進学をまだ決めかねている人向けに大学が行う気…

日本の教育の問題は?

友達がFBで共有してくれた以下の記事。よくまとまっている&自分の学科に関係するので備忘まで。シリコンバレーの教育ベンチャー業界に、あなたが注目すべき理由【連載:上杉周作①】

その中で以下を読んだ時に思ったことがあった。
アメリカの教育の問題は大きく分けて2つあります。
まず、「初等/中等教育のレベルが低過ぎる」こと。(中略)
もう1つの問題は「高等教育の費用が高過ぎる」こと。 ふむ。そこでふと思ったこと。「果たして日本の教育の問題はなんだろう?」...

もともと日本では学校教育の出口側にある「キャリアの入り口」側にも問題があると感じるのだけれども、学校教育について自分が思うのは以下の2つ。①「自身の強みやワクワクの源を知るために必要な機会・情報の提供が不十分である」こと(またはそれを邪魔する機会や情報が氾濫しているという現状が問題)、②「個人の個性/多様性を尊重した学習環境が整備されていない」こと

前者はOG訪問などで若い人達と話をする度に感じること。周囲の大人が色々な可能性を見せてあげない限り、多くの子は今時点で見えている選択肢の中から選ばなければいけないのだと思いがち。(ガッツがあり自分でガツガツ情報・機会を取りにいく子達を除く)もっと色々な道の歩み方(方向性、ペース、ルートの形)が世の中に存在していて、それを選択することが良い事なのだとメッセージを伝え続ける仕組みが必要な気がする。最短距離一直線でなくてもっともっと「遊び」があってもいいのだという風に。

一方後者に関しては評価に使われる「定規」の設計にも関係する話(従来は偏差値・100点満点の点数・ランキングなど軸は単一)。こちらの方も工夫し豊かなものに意識的にしていく必要があると思う。(でないと情報を受けとっても行動を起こすまでの道のハードルが残る)

関連エントリー:「正しい答」は自分の中に

留学生向けオリエンテーション初日 - 多様性とは

とうとう正式な「学校」イベントの始まり。最初のイベントで色々印象的だったので忘れないうちに。
参加したイベント8月23日(木)15時〜18時半HGSE International Student Orientation Part1 'Making Connections, Building Bridges'参加した人:HGSEに進学予定の留学生(大体60−70人?)※今年は留学生は100人ほどいるらしい(15%程度?)※今後更に留学生比率はケネディスクールのように半分近くまで引き上げようとしている、とのこと
学びの仲間達の多様性と魅力 小グループに別れて円卓に着席。自分を含めて自分のグループは9人。それぞれ出身国はカナダ、コロンビア、中国、カタール、フィリピン、デンマーク、ナイジェリア、フィリピン、そして日本(私)。年齢はおそらく20代半ばから40代前半。左右に着席していた人とお互いの経歴を語り合い、皆がそれぞれ面白いストーリーを持っていることを知る。

例えば

ナイジェリアの子は英国で経済学?を学んだ後にコンサルティング会社で勤務→教育という経歴。TEDで発表することが次の目標だとか。趣味はレーシングカー(の運転!)。カナダから来たお兄さんはボツワナタンザニアで子供達向けに何か(メディアリテラシーだったかクリエイティビティだったか・・・)を教えた後に北米で大手広告代理店に勤務。「とてもクリエイティブで優秀な仲間がいっぱいいたけど、I thought we were using our skills for wrong things」と思って教育にシフト。「どんなに頑張ってもそれは(クライアントの)チョコレートを一つでも多く売るためのマーケティングの一部であり、自分はボツワナやタンザニアでの経験が忘れられなかった」とのこと。チョコレートがたくさん売れる広告を創り、クライアントに喜ばれるのも大切な仕事の一つだとちょっと思ったけど色々な考え方、感じ方があるみたい。彼とは子供向けの教育の重要性も大事だけど子供達の多様性や可能性をきちんと尊重できるような大人側の準備も大事だよね、という話で盛り上がる。デンマークの女の子は同国のMBAプログラムの1年目と2年目の間に休学を決意、そしてこれから1年HGSEで学ぶ予定だという。MBA1年目の間に関わっていた「人権に関…

渡米して4日目 - 2001年の時との違い

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徹夜の荷造り→渡米から4日目。寮の部屋のアレンジ、ビザ+ワクチン予防接種関連+銀行口座開設も無事完了。

寮の部屋は「Suite」という形態で、二人で一つのトイレ&シャワーを共有するタイプのもの(部屋は個室)。備え付けの家具は勉強机、本棚、洋服ダンス、ベッド。ウォークインクローゼットがあるのが◎。簡素な木製の家具達で大学時代の寮と似た感じ。2年前の夏に3週間滞在した大連外国語学院の寮に比べたら20倍は綺麗で、ほっとしている。

2001年の時との違い 大学1年生の時の渡米と全然違う点はiphone、FacebookとwirelessLANの存在(ちなみにiphoneは自分のはないけれども引っ越しを手伝ってくれている友人が持っているものを一緒に活用)

空港からのタクシーのお兄さんが寮までの道を間違えた時もiphoneのマップ機能で正しいルートを指摘、食事のためのレストランはYelpTripadvisorで店を検索→マップ機能で現地までのルートを確認。自分の滞在する、進学先の学科学部(教育学部)それぞれにすべてFacebookのグループが作成されているため、事前にまだ見ぬ仲間達の発言やつぶやきが共有されている。まだ会っていない自分のSuiteメートのファーストネームが寮のドアに貼ってあったのでFacebookグループのメンバーリストで検索し、彼女の写真や基本情報も確認済。

部屋の中でのネットアクセスも当時は東芝のノートPC+LANケーブル→せいぜいhotmail/当時教えてもらったばかりのIM、ICQ。今はMacbook/iPad@ワイヤレス→3つのgmail アカウント(大学、会社、個人)/Facebook/LINE/LinkedIn/iTune Podcast, etc etc。昨夜は友達とNetflix上で映画鑑賞。大学のwireless LANが飛んでいるのでちょっと近くに出かけてもiPadでネットにアクセスが可能な環境。とにかく色々便利になった。



・・・と色々と落ち着いてきたので(あとは携帯電話と大学のIDカード用の写真準備)来週のオリエンテーション週(スケジュールがきつきつ)の前に自分の学科の事前課題(TIE Foundation)に取り組まないと・・・・・。

「子どもの貧困」と教育 in 日本〜TFJとLIP

Teach for AmericaというNPOアメリカの非営利組織(NPO)「Teach for America (TFA)」によって確立された以下のモデルが世界で注目されています。現在は「Teach for All」という多国間ネットワークを通じて世界23カ国に横展開中。

「『経済環境、家庭環境、さまざまな事情で十分な教育を受けられない子どもたちが多くいる地域・学校』に対して『熱意と志のある有望な若者たちを教師として派遣』する」という仕組み。

同組織の目指している「ひとりひとりの子どもの可能性が最大限活かされる社会」の実現に携わる過程でその派遣された「若者たち」が「社会へ出てリーダーとして活躍する上で大切なことを学ぶ」といったwin-winの仕組みを目指しているようです。

教育免許の有無に関わらず2年間アメリカ国内の一流大学の学部卒業生を学校に常勤講師として赴任させるプログラムを提供するTFA。1990年に大学4年生だったWendy Koppsさんが設立。2010年度の全米文系学生就職先ランキングで1位を獲得。最新の2012年度ではWalt Disney、国際連合に続いて3位とのこと。

また、TFAはプログラム修了生に対して数多くの大学院進学先や就職先とのパートナーシップを結んでいて、今回の自分の進学先であるHGSEもパートナーシップを結んでいるため、実際自己紹介文を見ていると今回同級生になるメンバーの多くにもTFA経験者がいる模様。

Teach for Japan(TFJ)そもそも教育分野や社会活動にアンテナが高い人は昔から知っていた話なのかもしれないこの仕組みの内容を自分が初めてしっかりと聞いたのは今年4月のWendy Kopps来日セミナー。そこに行ったのは単純に自分の進学先となるHGSEの先輩である松田悠介さん(Teach for Japan代表)の話に興味があったから。

そこで知った日本における世帯年収の格差を背景とする教育機会・提供される教育内容の格差の現実、最終学歴の違いが年収に与える具体的な影響・・日々自分が感覚的に存在を感じていた「日本の深刻な教育格差サイクル」の具体的な状況を知りました。OECD加盟国の中で日本は相対的貧困率4番目に高い国とのこと。

日本で多くが報道されていない&自分が知らないまま大人になってしまったと感じる「子どもの貧困」・・・・

ハーバードにある10以上の大学院

教育学部進学の際にハーバードを選んだ理由の一つ。それが他学部で教えられていることへのアクセスの容易さ。

3月末に合格者向けに大学が主催していた「One Harvard」イベントや今年4月に開催されていた「One Harvard: Lectures That Last」イベントなどでのメッセージでも強調されていたCross Registrationの制度(教育学部とは異なる学部の授業を受講するということをこう呼ぶ)。ハーバード全体として従来以上に学部間の交流を重視している様子。

''...to reveal the crosscurrents of innovation that can flow from discipline to discipline, and to expose students to ideas from different Schools''

ハーバードには10以上の大学院がある 今回の「One Harvard」イベントに参加してハーバードには10以上のGraduate Schoolsがあると知りました。(データは2011-2012在校生データ)

 ・Arts and Sciences (博士:630人以上、修士:80人前後)
 ・Business (HBS) (博士:30人弱、修士:900人前後)
 ・Dental Medicine (博士:50人弱、修士:8人)
 ・Design (博士:8人、修士:320人)
 ・Divinity School (博士:5人、修士:120人弱)
 ・Education (HGSE) (博士50人強、修士:620人前後)
 ・Engineering and Applied Sciences (博士:60人前後、修士:15人)
 ・Kennedy School (博士 : 7人、修士:540人弱)
 ・Law School (JD:560人前後、博士:10人強、修士:180人強)
 ・Medical School (MDとMD/PhD:165人)
 ・Public Health (博士:80人強、修士:450人前後)


昨年度の留学生比率は以下の通り。
 HBSが34%
 Kennedyが44%
 Designが42%
 HGSEが14%(でもStudents of col…

取りたいクラス達 - 渡米前の妄想

渡米まで1週間を切りました。

そろそろどのクラスを取ろうかという事に意識が向かい始めました。

まだ履修することが可能とされているハーバード内の他大学(例えばビジネススクール、ケネディスクール、デザインスクール)やMITのクラス全部に目を通すことができていませんが、HGSE(教育学大学院)では以下のクラスの学期前説明会に参加しようと思っています。(もちろん全部履修は無理だと思うので後ほど取捨選択)

卒業に必要なのは8クラス。与えられた時間はたった9ヶ月。

以下は2012年のFall Semesterの時間割
月曜
8時-10時 S-121 Art and Understanding (Catherine Elgin)10時-12時 ※セクションが14時-16時 T-561 Transforming Education through Emerging Technologies (Chris Dede) 必須科目の1つ16時-19時 H-175 GoodWork in Education: When Excellence, Engagement, and Ethics MeetHoward Gardner)Multiple Ingelligenceで有名な彼の授業は一度は受けてみたい気もする・・・ 火曜&木曜
8時半-10時 A-412 The History of American Higher EducationJulie A. Reuben)10時-12時 A-608 Leadership, Entrepreneurship, and LearningMonica C. Higgins)14時半-16時(火曜は17時)HT-500 Growing Up in a Media World Joe Blatt) 必須科目の1つ 金曜
13時-16時 AH-108 Learning in a Globalizing WorldBruno della Chiesa (visiting lecturer)
他MITで興味のあるクラス
 MAS.330J Integrative Design Across Disciplines, Scales, and Problem Contexts MAS.712 Creative Learning Technologies M…

インドネシアの「Green School」

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教えてもらったこんな素敵な学校。備忘メモ。

持続可能な社会の実現を目指し、インドネシアのバリにあるGreen School は、「持続可能性(sustainability)」と「教育」を融合させた、未来の担い手である子供達にとっての、素晴らしい学びの場を提供している学校らしい。学校の写真John Hardy on TED更なる動画
''Our aim is to develop responsible and green habits in these young people which will be with them for life.'' ''....preparation for Green Leadership of tomorrow''''Our students will be the confident generation that wants to, and can, make a difference.'' 特に特筆すべき特徴的なプログラム(体験学習)は①Green Studiesと②Creative Artsの二つ。面白そう。

設立背景:Alan Wagstaff(元教師、元校長などを経て現在教育分野のコンサルタント)が提唱していた「Three Springs」(『Learning Neighborhood』構築に関するコンセプト)に共鳴した夫婦(ジュエリーデザイナーであったJohn Hardyと現地でジュエリー関連のビジネスをしていたCynthia)が創設。子供達の受け入れは2008年9月から。初年度100人以降事業規模は拡大中。



“The object of education is to prepare the young to educate themselves throughout their lives.” --- Robert Maynard Hutchins (教育者)

日本国内にある画期的な取り組み - 教育/学び

日本国内にも色々面白い試みをしている「学びの場の提供者=教育機関」があるんですよね。いくつか知っているものをまとめておきます。2012年時点。
以前レッジョ・エミリアのアトリエリスタ ワークショップでお邪魔した保育園、まちの保育園(東京都認証保育所)「イタリアのレッジョエミリア教育アプローチをベースにした教育」以前商社に勤務しながら教育分野に興味のある方に教えてもらったもの。きのくに子どもの村学園(和歌山、福井、山梨、福岡、英国)「授業の多くが体験学習にあてられ、どのクラスも異年齢学級」「大切に考えている3つのこと:自己決定、個性化、体験学習」複数の友人が関与しているもの。テーマはグローバル、リーダー。ISAK(インターナショナルスクール・オブ・アジア・軽井沢)「2014年に軽井沢で開校予定の全寮制インターナショナルスクール」2010年から毎年サマースクールを中学生向けに実施中昨日同僚に教えてもらったもの公立大学法人 国際教養大学(秋田)「秋田から、世界へ」- Akita International University。「教養教育」や「コミュニケーション能力を高める教育」への強いニーズに対応昨夜親友に教えてもらったもの&先日自分が知ったもの。九州大学九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(略称QREC)。九州大学は「企業人への経営哲学教育を担う、ポストMBA教育の場」を提供するNPO団体九州・アジア経営塾と連携。同NPOは社会イノベーター公志園を支える全国のパートナーの一つ。2011年11月26日Economist誌記事に取り上げられていたもの。沖縄科学技術大学院大学(OIST)「教員と学生の半数以上を外国人とし、教育と研究は全て英語」20
11年〜東京インターナショナルスクール。最近ではそこでTEDxTokyoTeachersが開催されています。
まだまだ氷山の一角でしょうが。興味深いです。

教育学大学院留学前に頂いたアドバイス

本日のランチで聞いた話「教育とは矛盾」例えば「適応adaptationと進化evolution」「自由と管理」「社会・組織と個人」という意味で「AかBかの選択」ではなく、「A、Bという異なる意見の両方を理解しながら、明確な解のないものを追求していく」ことが重要
同じ方に以前紹介いただいた書籍(購入済み未読)ゲーデル-エッシャー-バッハ―あるいは不思議の環 By ダグラス・ホフスタッター (Douglas Hofstadter)精神の生態学 By グレゴリー・ベイトソン (Gregory Bateson) 
HGSE留学に関していただいたアドバイス社会科学系の学びを深めるべし原理原則を理解することを意識すべし中途半端な応用はやらないほうがよい