日本の教育の問題は?

友達がFBで共有してくれた以下の記事。よくまとまっている&自分の学科に関係するので備忘まで。シリコンバレーの教育ベンチャー業界に、あなたが注目すべき理由【連載:上杉周作①】

その中で以下を読んだ時に思ったことがあった。
アメリカの教育の問題は大きく分けて2つあります。まず、「初等/中等教育のレベルが低過ぎる」こと。(中略)もう1つの問題は「高等教育の費用が高過ぎる」こと。
ふむ。そこでふと思ったこと。「果たして日本の教育の問題はなんだろう?」...

もともと日本では学校教育の出口側にある「キャリアの入り口」側にも問題があると感じるのだけれども、学校教育について自分が思うのは以下の2つ。①「自身の強みやワクワクの源を知るために必要な機会・情報の提供が不十分である」こと(またはそれを邪魔する機会や情報が氾濫しているという現状が問題)、②「個人の個性/多様性を尊重した学習環境が整備されていない」こと

前者はOG訪問などで若い人達と話をする度に感じること。周囲の大人が色々な可能性を見せてあげない限り、多くの子は今時点で見えている選択肢の中から選ばなければいけないのだと思いがち。(ガッツがあり自分でガツガツ情報・機会を取りにいく子達を除く)もっと色々な道の歩み方(方向性、ペース、ルートの形)が世の中に存在していて、それを選択することが良い事なのだとメッセージを伝え続ける仕組みが必要な気がする。最短距離一直線でなくてもっともっと「遊び」があってもいいのだという風に。

一方後者に関しては評価に使われる「定規」の設計にも関係する話(従来は偏差値・100点満点の点数・ランキングなど軸は単一)。こちらの方も工夫し豊かなものに意識的にしていく必要があると思う。(でないと情報を受けとっても行動を起こすまでの道のハードルが残る)

Photo by Nathan Dumlao on Unsplash


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