ScratchとLifelong KindergartenとResnick教授と

前の投稿で少し触れたScratch。ブログで紹介したと思っていたらしていなかった事に気付き改めてまとめます。

プログラミング言語のScratchって?

上記リンクに詳しく書いてありますが一部を引用:
「Scratchは、対話的な物語やアニメーション、ゲーム、音楽、アートなどをあなた自身が簡単に作ることのできるプログラミング言語です。そしてそれらの作品はWebで共有できます。

子供たちがScratchの作品を作って共有する時、あるいは創造的に考え、体系的に推論し、協力して作業することを学ぶ間に、彼らは重要な数学とコンピュータのアイデアを学びます。」
そのサイトにあるように開発者はMIT Media Labのプロジェクトの一つのLifelong Kindergartenです。今年の年初のクーリエジャポンの特集にもとりあげられていました。

Lifelong Kindergarten、Resnick教授、Karen

Lifelong Kindergartenのミッションステートメントが素敵です
「We want to extend this kindergarten style of learning, so that learners of all ages continue to learn through a process of designing, creating, experimenting, and exploring」
そしてここに写っている、同プロジェクトのディレクターをつとめるMitchel Resnick教授はとても素晴らしい方のようです。(13日に開催されるMITのイベントで初めて拝見してきます!)Resnick教授は2011年のFast Company社によるMost creative people top 100に選ばれ、そして2011年のMcGraw Prize in Educationも受賞しています。以下のTEDx Talk「Let's Teach Kids to Code」はおススメ。



以前このブログで触れた同志社女子大の上田先生にもこの方とこの方と一緒にずっとプロジェクトをやっていたKarenと話すように、とアドバイスいただきました。(Karenはなんと240人ほどの候補者の中から選ばれたTIEの新しい助教授!彼女の春学期の授業はとても楽しみです。)

Resnick教授はOLPC (One Laptop Per Child)プロジェクトにも関わっているようですが、OLPCプロジェクトといえば、証券会社の株式調査部勤務時代、台湾のテクノロジーセクターアナリストと日本の電子部品セクターのアナリストがこのトピックを調査していた時があったなぁ、などと思い出します。時は流れ、5年がたち、はたしてOLPCが世界中の子ども達にどのような影響を与え始めているのか、といったレポートも出始めているようです。

何回か既に書いていますが、やはりテクノロジーの台頭の子ども達に与える影響は非常に大きく、大人である我々のキャッチアップが急務だと思います。(まずは非常にローテクな自分から・・)

ちなみに・・・Lifelong Kindergartenでのインターンのポジションに応募中です。どうなるか分かりませんが、応募しなかったら受かりもしないのでだめもとで出してみました。