自分の弱さと向き合う

今日ようやくブログをアップデートしようと思ったのは、過去2週間半ハマっていた「ダメ人間」モードがようやく脱出できたかも、と思ったから。その間も授業にも行っていたし、ほとんどの読書課題もこなしていたし、提出期限を過ぎた課題もなく、他人からは分からなかったかもしれないけれど「ギリギリ低空飛行」でフラフラとした日々を過ごしていました。

そのモードに陥った理由には天候の変化とか荒れ気味だった食生活、夜更かし、増加気味の体重、Netflixの存在があったのはもちろん。まとめると単に「緊張感がほぼ無くなった中だるみ」時期に陥っていたのだと思う。そして自分にそれを打破するだけの精神力が不足していたのだと思う。

3ヶ月ちょっと前に渡米した時、秋学期が始まった時、自分にはここでの学生生活に対する大きな期待とある程度の目的意識と適度の緊張感があったはず。なのに生活や授業に慣れていくと同時に自分に新しいものを積極的に吸収していこうという姿勢が少なくなっていた気がする。日々をなんとなくダラダラと過ごし、自分の本能に赴くままに貴重な時間を過ごしてしまっていた。

教材に触れていたり、授業に参加していたことで知識としての新しい学びはもちろんあったけれど自分の中に取り組もう、学びを振り返ろうという意志が弱く、結果としてこの時期の学びは浅く、活用できたかもしれない学びの機会を見過ごしてすごしてしまったような気がする。

「いつも一生懸命じゃなくてもいいさ」という声が自分の中で聞こえた一方で(実際にクラスメートも同じようなコメントを言っていた)「1年しかいない留学時期をこんな過ごし方でいいのか?」という自分の声も 聞こえてきた。

自分が怠けている・・・というのは一番自分が知っていることで、結局やっぱり自分は怠けていたんだと今振り返っても改めて思う・・。

こうしなきゃ、ああしなきゃ、と頭で分かっていても行動がついて行かない時。中長期的な影響を考えると今行動を変えなきゃと分かっていても今が楽だからと行動を変えれない時。短期的には心地よいからと行動を変えれない時。

自分がその状態に陥っていることが明白な時ほど自分の精神力/自制心の弱さを痛感することはない、と今回改めて思ったり。

自分の周りの人は皆優しい。

「ちょっとくらいいいよ」とか「無理しないのが一番」と自分が聞きたいことを言ってくれる人が多い。

それでも自分は自分が本来は怠け者なことを知っている。

そして我慢することが本当に苦手なことも。

行動力があるね、ってポジティブな意味で他人に言われたとしても裏を返すと自分は現状に我慢が出来ないと解決しようと何か行動にうつしちゃうだけ、という側面があるからとたまに思ったりする。それって必ずしも良いことじゃないと思う。

「石の上にも3年」から考えたらダメダメでしょう・・

今回のダメモードスランプの時も自分の「自制心のなさ」にじっくり向き合うことに。

怠けたい、Netflixでドラマを見続けたい、お菓子を食べたい、etc etc。自分がズルズルと落ちていってしまった2.5週間。この流れを止めるのも続けるのを自分次第、続けるのは自分が馬鹿をみるだけ、とようやく気づきやっと生活を修正することが出来ました。

今までの人生を振り返っても自分にとってのこういったスランプ期は自分に対する気づきを提供してくれる貴重な時期。あまり楽しい時期ではないけれども、そのときそのとき自分の気持ちを共有できて相談できる友人に恵まれている事が(本来そこまで強くない)自分が前を向いて歩き続けることを可能にしてくれているのだと思います。

日本&アメリカにいるそういった友達に本当にいつも支えられていることに心から感謝。皆様ありがとうございます。

また、今回改めて思ったのは正しい食生活、適度な運動と睡眠=基礎体力づくりは精神的にも影響が大きいということ。20代荒れ果てた生活を送っていたツケをずっと延ばし延ばしにしていましたが30代を始める今、改めて本気で見つめ直す必要があると感じてます。