xDesign(詳しくは一つ前のブログ参照)の最初の日はOpening Nightの2時間のみでした
①デザインスクールの学長であるMohsen Mostafavi教授のオープニング
②パネリスト5名による簡単なプレゼン
③パネリストとファシリテータによるディスカッション
ちなみにMohsen教授は私のデザインスクールでのアルバイト先のボスの大ボス。
彼はEcological Urbanismという考え方を世界に広めた建築の世界では非常に有名な人。
それぞれについて簡単にメモを書こうと思います。
①Mohsen教授コメント
・object(もの)のデザインのみならず、
systemやcondition(環境/状況)のデザイン、考え方のモードのデザインという文脈で
「デザイン」を捉えよう
・全体感、環境のトータリティを創り上げるということ
・今は「美」と「社会のwellbeing(機能性なども含む)」を分けて考える傾向がある
これはつなげていくもの
・クリエイティビティ、起業家精神、active designing(主体的にデザインする)
・この場合objectじゃなくて「つながり」を意識するべき
・conditionを構築するというデザインのプロセス・手順
・デザインは前提条件、何かができあがる前のpurpose of actionを表したもの
②Hunter Tura氏(Bruce Mau Designの社長)
※GE、Unilever、Coca-Cola、McDonald、ハーバードデザインスクールなどを
顧客リストに抱える(デザインスクールの建築学科の卒業生でもある)
・最近はビジネススクールに「話をしてくれ」と言われることが増加とか
・イノベーション、問題解決、ストーリーテリング、デザインシンキング、
インサイト・・・これらは「no longer differentiators themselves but more as qualifiers」
・イノベーション・・・定義しにくいもの、でも見ると認識できるもの
・イノベーション・・・Disciplineによって意味が違うもの
・イノベーション・・・学ぶことができるもの、hard work&deep immersionで実現されるもの
・イノベーション・・・制約という要素が必要
・これからはDesigner as Editor(従来はDesignerはAuthorという考え方があった)
NikeのCEOのMark Parker、同社のマントラはEdit and Amplify
同社の歴史はeditorial and reductionist
③BethAltringer氏(ハーバードのSchool of Engineering and Applied Science講師)
※もともとsmall group innovation、human centered design (HCD)に特化した心理学者
2010年にスタンフォードのD-SchoolでHuman Computer Interactionを研究
今回の春学期にDesign for Desirabilityという授業を教えている
この授業は30人枠に対して希望者が2倍ほどいた
・デザインはincreasingly becoming multi-disciplinary, multi-cultural and multi-organizational
・デザインはbecoming democratized(誰でもデザインすることが容易に)
and(デザインした人の)desire to be acknowledgedがより大きくなる時代に
③Paul Pugh氏(frog designのVP)
・Society is now so interconnected..challenge is to think in this context as designers
・常にインパクトを意識せよ:design is for users, have social implication, make people happy
・具体的な事例としてホンダ車のアプリ:design makes it more fun and human
・特にビジネスソフトウェアは毎日働いている人の考え方やwellbeing、キャリアにも
影響を与え得る、インパクトを意識してデザインせよ
・Craftsman(職人)になるべし:
「design is a craft, so mastering one thing really well is important,
being a generalist is useful but start out to be a good craftsman.」
④Marco Steinberg(Finnish Innovation Fundの戦略デザインディレクター)
※5人のパネリストの中で一番インパクトが強かった
国、政府機関と協力し合って問題解決に取り組んでいる体験談が非常にパワフルだった
・国レベルで抱えている問題は複雑で単なる効率性の改善ではなく
「redesigning」を必要としているものばかり
→Huge cry from government to solve issues with designers and entrepreneurs
・2008年9月にサブプライム問題が正式に公になった後のブッシュ大統領のYouTube。
国のトップである人間が「It turns out...(=I was not aware until now)」と発言
つまり今の時代の様々な問題はwe do not how to think about it
・Innovation begins by asking right questions
・フィンランドは日本の次に高齢化が進んでいる国
社会サービスがもっと必要?それとももっと幸せに死ねる仕組みをつくる?
これらは間違った問いのたてかた。国の課題に対する的確な問いは?
・問題は21世紀の世界において18世紀型の組織が国を運営している点にある
・部分を直すのではなくて全体を見直す必要がある, redesigning the principles
・ただものすごい規模のlegacyやtransitionを必要とするので容易ではない
activate citizens, focus on cultural issues, create ecosystem, mission driven investors
・どうデザインをサービスセクターの改善につかえるか
・「トロイの馬」作戦。大きな組織にそっと入り、次第にクサビを打って行く
・How to leverage your history but not to have it as your burden
(過去から受け継いだものに対する考え方)
⑤Sanford Kwinter教授(デザインスクールのDesign Studiesプログラムの共同ディレクター)
※省略※
土曜のメインイベントについては別のブログでまとめようと思います
①デザインスクールの学長であるMohsen Mostafavi教授のオープニング
②パネリスト5名による簡単なプレゼン
③パネリストとファシリテータによるディスカッション
ちなみにMohsen教授は私のデザインスクールでのアルバイト先のボスの大ボス。
彼はEcological Urbanismという考え方を世界に広めた建築の世界では非常に有名な人。
それぞれについて簡単にメモを書こうと思います。
①Mohsen教授コメント
・object(もの)のデザインのみならず、
systemやcondition(環境/状況)のデザイン、考え方のモードのデザインという文脈で
「デザイン」を捉えよう
・全体感、環境のトータリティを創り上げるということ
・今は「美」と「社会のwellbeing(機能性なども含む)」を分けて考える傾向がある
これはつなげていくもの
・クリエイティビティ、起業家精神、active designing(主体的にデザインする)
・この場合objectじゃなくて「つながり」を意識するべき
・conditionを構築するというデザインのプロセス・手順
・デザインは前提条件、何かができあがる前のpurpose of actionを表したもの
②Hunter Tura氏(Bruce Mau Designの社長)
※GE、Unilever、Coca-Cola、McDonald、ハーバードデザインスクールなどを
顧客リストに抱える(デザインスクールの建築学科の卒業生でもある)
・最近はビジネススクールに「話をしてくれ」と言われることが増加とか
・イノベーション、問題解決、ストーリーテリング、デザインシンキング、
インサイト・・・これらは「no longer differentiators themselves but more as qualifiers」
・イノベーション・・・定義しにくいもの、でも見ると認識できるもの
・イノベーション・・・Disciplineによって意味が違うもの
・イノベーション・・・学ぶことができるもの、hard work&deep immersionで実現されるもの
・イノベーション・・・制約という要素が必要
・これからはDesigner as Editor(従来はDesignerはAuthorという考え方があった)
NikeのCEOのMark Parker、同社のマントラはEdit and Amplify
同社の歴史はeditorial and reductionist
Mark Parker社長 |
③BethAltringer氏(ハーバードのSchool of Engineering and Applied Science講師)
※もともとsmall group innovation、human centered design (HCD)に特化した心理学者
2010年にスタンフォードのD-SchoolでHuman Computer Interactionを研究
今回の春学期にDesign for Desirabilityという授業を教えている
この授業は30人枠に対して希望者が2倍ほどいた
・デザインはincreasingly becoming multi-disciplinary, multi-cultural and multi-organizational
・デザインはbecoming democratized(誰でもデザインすることが容易に)
and(デザインした人の)desire to be acknowledgedがより大きくなる時代に
③Paul Pugh氏(frog designのVP)
・Society is now so interconnected..challenge is to think in this context as designers
・常にインパクトを意識せよ:design is for users, have social implication, make people happy
・具体的な事例としてホンダ車のアプリ:design makes it more fun and human
・特にビジネスソフトウェアは毎日働いている人の考え方やwellbeing、キャリアにも
影響を与え得る、インパクトを意識してデザインせよ
・Craftsman(職人)になるべし:
「design is a craft, so mastering one thing really well is important,
being a generalist is useful but start out to be a good craftsman.」
④Marco Steinberg(Finnish Innovation Fundの戦略デザインディレクター)
※5人のパネリストの中で一番インパクトが強かった
国、政府機関と協力し合って問題解決に取り組んでいる体験談が非常にパワフルだった
・国レベルで抱えている問題は複雑で単なる効率性の改善ではなく
「redesigning」を必要としているものばかり
→Huge cry from government to solve issues with designers and entrepreneurs
・2008年9月にサブプライム問題が正式に公になった後のブッシュ大統領のYouTube。
国のトップである人間が「It turns out...(=I was not aware until now)」と発言
つまり今の時代の様々な問題はwe do not how to think about it
・Innovation begins by asking right questions
・フィンランドは日本の次に高齢化が進んでいる国
社会サービスがもっと必要?それとももっと幸せに死ねる仕組みをつくる?
これらは間違った問いのたてかた。国の課題に対する的確な問いは?
・問題は21世紀の世界において18世紀型の組織が国を運営している点にある
・部分を直すのではなくて全体を見直す必要がある, redesigning the principles
・ただものすごい規模のlegacyやtransitionを必要とするので容易ではない
activate citizens, focus on cultural issues, create ecosystem, mission driven investors
・どうデザインをサービスセクターの改善につかえるか
・「トロイの馬」作戦。大きな組織にそっと入り、次第にクサビを打って行く
・How to leverage your history but not to have it as your burden
(過去から受け継いだものに対する考え方)
⑤Sanford Kwinter教授(デザインスクールのDesign Studiesプログラムの共同ディレクター)
※省略※
土曜のメインイベントについては別のブログでまとめようと思います