日本の外交(尖閣諸島のトピックから)

一つ前のボーゲル塾に関するブログで記載した4つの分科会の一つが「外交」でしたが、今日本というテーマで一番質問されるのは尖閣諸島関連の問題なような気がしています(とはいえ、一般のアメリカ人にとっては前回も書いたように大統領選挙とアメリカ人のアマチュアが作成したビデオが引き金の一つとなった中東問題がもっと身近で重要なトピックな気もします)


私がこれに関連したことで9月17日にFacebook Wallに書いたこと
「Up until today my primary source of getting info on this issue was thru my friends facebook posts, RSS feeds and some twitter comments. Now BBC daily podcast and the Economist provided coverage (Anti-Japan protests: Outrage, to a point), it is becoming noticeable even from the states. I just hope people don't make any generalization about "japanese" nor "chinese". Everything happening is contextual.
 日本のメディアがどう報道してるか気になります、、、私の友達は今回のことで「中国人は~」と言うような方々でないと信じてます。中国にいらっしゃる方、コントロールできないことも多い状況下だと思いますがどうかお気をつけて。」
EconomistとBBCに外の世界の情報をほぼ依存している私は、事態の全体像を把握しきれていないかもしれませんが・・・。


そんな中、先週末に発行されたThe Economistのカバー写真がこれでした。

2012年9月22日のEconomist誌のカバー
2012年9月22日のEconomist誌のカバー


さすがに18日前後にはコロンビア出身のクラスメートにもどうなっているのかい?といった質問を受け、すでに1週間弱が経過した今日時点では、もはやあまり話題になっていなかったりもしています(もちろん私は日本人として気にしていますが)。

私が気に入っているブログの方がこの件についてアップデートしていたので今朝それを読んでみました。「中国化する日本」についても改めてコメントしていてそこも結構面白かったです。この本は日本からこちらに持って来た日本語書籍の一つ。まだ読み終わってないのだけれどもこれはじっくり読んで自分なりに消化したいものの一つ。

この方に限らず、色々な人がブログに書いていますね、この本について。()タイトルがちょっと過激に聞こえるかもしれないのですが、歴史から学ぶことの重要性はたくさんの人が言っていることですし、視点/内容はなかなか面白いと思う・・ここでいう「中国」は現代の中国とまたちょっと違うということも読んでいくと分かること。

そして、今日中国人のクラスメートとお互いの国の強み、弱みについて意見交換をしてみました。(自国についての深い&広い理解が不足しているなーとこういう時に感じる事が多い、いつか勉強の合間にこれを完読して改めて意見交換してみたい)

日本は中国人の彼からすると「外の仕組み(特にアメリカ発のものを指していた模様)をうまく取り込んでいくのに長けている」らしい。確かに「食文化」についてはそうかもしれない・・・でも他のものについては果たしてそうだろうか・・。うまくこういうことが説明できるようになりたいものです・・・。言語の前に中身の理解ですね、まずは。


--------- 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。(ビスマルク)