HBS&デザインスクール初カンファレンス

1月25日(金)夜〜1月26日(土)終日はxDesignというカンファレンスに参加しました。

同カンファレンスの特徴は以下の通り
  • HBS(ビジネススクール)とデザインスクールのコラボレーション
  • 2013年が初の取り組み
  • 学生の有志によって運営されている
  • 正式なメッセージとしては
    ...a platform for innovation that aims to make design a learnable, scalable tool that generates insight and change in all industries and disciplines.」「...engage, debate and reinterpret the design process for a selected subject」
自分は上のハイライト部分が特に好きです。
「デザイン」という言葉が自分から遠いもののように感じる人のほうが世間に多いのは日本もアメリカも同じ。まずそのfixされているイメージをunlearnしましょう、という考え方にとても共感。ビジネス&デザインのコラボレーションというのも今の時代に求められていることに合っていてとてもいいと思いました。

留学してからちょこちょこと色々なカンファレンスに行ったり、プレゼンに行っていますがこれはテーマとスピーカーの豪華さが自分の興味にぴたりと合っていてとても気に入りました。

細切れのスロットにスピーカーが並んでいて矢継ぎ早に情報を吸収する、という形のものだったので深みを体感するタイプのカンファレンスではなかったけれども全体感を捉える目的、似たようなメッセージを発信している組織/個人同士の比較を可能にするという目的は十分に達成することができました。

唯一おや、と思ったのは「デザイン」とあるにも関わらず告知用のウェブサイトや当日配布されたプログラム冊子のデザインがかなり微妙だった点。笑。ハーバードのデザインスクールは建築や都市設計などが中心だからだろうか・・・とはいえビジュアルデザインのセンスが高い人が多いイメージなのだけれども・・・意図的なのか、リソースが足りなかったのが、謎は残る。