MoMAのメンバーシップ

NY在住歴が長い人にはいつも色々なことを教えていただいています。この間はMatisseの展示の最終週末に「良かったよ」とおススメいただき、それと同時にMoMAのメンバーシップのお得さを教えてもらいました。

MoMAにはとても色々な種類のメンバーシップがあるのですが、おそらくこのブログを読んでくれている人に関係がありそうなのは以下の三種類。
  1. 学生向け、年会費$50
  2. グローバル(外国人訪問客用)、年会費$70
  3. 個人、年会費$85
全て税控除対象。寄付金として処理されるということですね。さすがアメリカ。

普段大人の入場料は$25(学生は$14)ですが、上記会員の人は友人を連れて行った場合その方は$5で入場できるという特典があります。会員本人はもちろんいつでも入場料無料。また、グローバル会員には適応されないのですが、個人会員になっていると普段の開場時間の一時間前から閲覧することが可能だったり。また、MoMA Filmという隣接されている映画館も常に入場料が無料だったり。

どのくらいの頻度でこういう場所に行くか、友人と行く派かどうか、などにもよりますが、個人的にはかなりお得だと感じます、この会員制度。ちなみにMoMAには企業割引制度ももちろんあって、私の友達でGoldman勤務の子は会社のIDを見せるだけで常に入場料無料でした。

ちなみに今回のHenri Matisseの切り絵のフル展示がNYで開催されたのは1961年以来のことであったらしく、今回は最終週末は24時間営業までしていたMoMA(MoMA to stay open 24 hours for Matisse viewing)。24時間営業は二年振りとのことでした。「master of color」と呼ばれることの多いMatisse。後期の作品にアフリカや地中海の影響が出てきていたのが印象的でした。

なんとMoMAのギフトショップでMatisseセクションに日本の小学校で良く見る糊が。

Matisseのトレードマークとなっているブルーがテーマ
ちなみにMatisse展終了後、会社の同僚にGuggenheim美術館で5月まで開催されている河原温氏の展示の話を聞きました。昨年の夏までNYで活動をしていた河原氏の展示。これは行ってみたい。5月まで。