Etsyで初のお買い物

以前「ベンチャーと組織づくり」というエントリ-を書くきっかけとなったイベントで登壇者側で参加していたEtsy。そのときにこの会社は面白そうだなと思っていたのですが初めてアクセサリーを購入してみました。Giltでお買い物をするような感覚で。

Etsyという会社

Wikipediaに「peer-to-peer e-commerceサイト」と紹介されているEtsyは2005年創業創業のBrooklyn発のベンチャ-。手作り、クラフト作品やビンテージもの(20年以上のもの)を取り扱っているところがポイント。売買の取引量によって手数料を得るというビジネスモデルでは日本でいうCreema(2009年から)tetote(2006年から)minne(GMOペパボ社が2012年から開始)といったサービスに似ている(参考:Etsyみたいなハンドメイドマーケット[日本版]まとめ

Etsyで出品する人がどのくらいの利益を得られるか(手数料、送料などを除いた分)が簡単に計算できる「電卓」もgoogle検索すればすぐ見つかるくらいの認知度。掲載するのに1アイテムにつき20セント、売買成立のたびに売上高の3.5%が手数料として取られる仕組み。(多分この3.5%は低いのだと思う、業界平均に比べて)

Crunchbaseの情報によるとすでに8回資本調達していてるこの会社。Fred Wilsonといったベンチャーキャピタリスト/ブロガーも(私は彼のニュースレターを購読している)ボードメンバーとして参画している。Etsyの登録会員数は4000万人(昨年6月時点)と言われており、取引の4分の1が米国外らしい。

イヤリングを購入

そうは言ってもハンドメイドなので色々な出品がある。昨年も一度Etsyサイトをフラフラした時もあったのだけれど当時は購入ボタンを押すまでには到らなかった。

今回は勢いで購入ボタンを押してしまったのだけれど、正直、実際の商品が到着するまでは半分期待、半分自分に期待値コントロールの状態。

そしたら、昨日帰宅したら家に届いていた。可愛い。丁寧に包装されている。

とても丁寧。この箱も手作りっぽい。


小さなカードには「A portion of the proceeds will be donated to...」の言葉が。
そういえば出品者のサイトにそういうことが書いてあったっけ。

ピアスの穴を開けていない私は、出品者に「クリップ式イヤリングにしてほしい」と伝えていたのだけれど、ここはアメリカ。色々な「oops」が起こる場所なので、果たして・・と思っていたのも完全な見当違いで、しっかりクリップ式イヤリングになって届きました。

可愛いイヤリング(AvaHopeDesignsより)

満足!早速出品者の方に御礼のメッセージをEtsy上で送りました。日本で良く購入していたお店に比べてダントツに価格は安いけれど、満足度はほぼ同じ。なんか、アメリカに来てこういうの増えて来たな、と感じます(または自分の価値観とかが変わって来たのか)。

出品者の方からも早速返事が来て、なんかそんなやりとりにもホッコリ。

今後も気になる

昨年秋にはまだまだ大きい市場の「オフライン」の世界にも進出といったニュースがでていて(Techcrunchの記事)それとは別に卸売りの分野への進出(Etsy Wholesale)も始めているし、今後も色々気になる会社。ちなみにこの間Fast Companyが発表したMost Innovative Companies 2015の世界ランキングでは「Style」というカテゴリーで第6位に登場。




日本人の出品者もチラホラ発見 Etsy:https://www.etsy.com/
購入したイヤリングはこちらから:https://www.etsy.com/jp/shop/AvaHopeDesigns

ビンテージものとかも取扱量が凄いのでいつかまだ見てみようと思います。