「手を伸ばしさえすればなんでもある」状態の大学院生活

早く寝たほうがいいんだけれど(朝3時の10分前)Facebookの写真をながめながら改めて渡米してからまだたった2ヶ月しか経っていない事をシミジミ振り返り中。

7月や8月に撮った写真の中で笑っている自分。たった2ヶ月後にはこんな生活を過ごすことになるとは思っていなかったなあと。

留学前から何かワクワクする世界があるのだろーなーとは思っていたけど、想像以上に物事/人との出会いが加速度的に起きている毎日。


例えば今日はMITのインターン中に出会ったボストンの私立小学校の大ベテランの先生とメールのやりとり。それをふまえて、日本のとある教授とメールのやりとりをすることになったり、とか。

たった数日前には存在すら知らなかった世界で起きている。色々な事や色々な取り組みが急に視界に広がってくるこの感覚。





MITでかの有名なResnick教授の下でずっと働いていたKarenがこの秋からHGSEの教授としてやってきます。Karenはとても柔らかい雰囲気をまとっていて親しみやすく、人をじんわりと惹き付ける何かを持っている素敵な女性。彼女の教える春学期の授業「Learning by Creating」は本当楽しみ。

とてもラッキーなことに今の私のインターンのSupervisorでもある彼女。この間のミーティングで彼女が他のインターンと私の前で言っていたことをふと思い出した。(彼女がMITにいる間に誰かに言われたことらしく、私達へのメッセージというより、自分が当時何を思って何をしたかのエピソード紹介の一環として紹介された)

「ここ(Media Lab)にはあなたがやりたいと思ったらリソースは無限にある。手を伸ばしさえすればなんでもあるのだから、その状態にいて何もしないっていうことはありえない」

和訳するとちょっと文が変かもしれないけれどこんなかんじのことを彼女は言っていた。

たった2ヶ月だけれど、なんとなくその気持ちが分かる気がする。

別にケンブリッジに留学していなくてもそういう体験をしている人はいるのだろうけれど、少なくとも私は「フルタイムで今ここにいる事」+「Cambridgeにいるという事」の組み合わせで生まれている行動範囲の幅はぐーんと広がっているのは間違いない。

素敵な人達との出会いに恵まれているなぁと改めて感謝感謝です。


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