姫路の高校生と束の間の交流

先週末、グローバルハイスクール認定校として認定されている「姫路西高校」の一年生40人余りと一時間ほど交流する機会があった。ニューヨークとボストンに訪問することになっている海外研修のごく一部の時間。

ニューヨークでお世話になっているMichiyoさんが企画の担当に関わっていたつながりで参加する機会をいただいたもの。土曜日の午前中の数時間を使ったこの企画のメインは国連職員の方の講演。そしてその後が「ニューヨークで働いている社会人との座談会」。私はこの座談会に加わる社会人4人のうちの一人として参加した。

学生は4グループに別れ、私達が15分づつ各グループと対談▷移動、を繰り返す。15分で今自分がやっていること、「グローバルな環境で働くということ」に関するメッセージ、質疑応答・・をこなすのはチャレンジングだったけれど良い「頭の運動」の時間となりました。
他の社会人の人達の話は直接聞けなかったのだけれど、最後に高校生達が付箋に記していった「心に残ったフレーズ、キーワード」を読みながらどういうメッセージが共有されていたのかを妄想。

待っててもおもしろいことはやってこない


正しい道は一つではない

モチベ-ションが成長を加速させる

前例が無ければ自分がパイオニアに!

「人がやっていないことをする」という自分の中にあるハードルを超えよう

決まった進路はない

人からやらされるんじゃなくて自分から学んでみたいと思った

Why not? 日本のために海外でできることをする
自分が先頭になってやろう!
問題を解決したいと思う人がいなければ、投資などをしても始まらない。
現地の人たちの声を聞く
それぞれの長所で補い合う
相手の言った事を受け止めてからこっちの意見をいう

途上国の貧困問題の解決のためには①金と②リーダーが少なくとも必要

市場共創


決まった進路はなく、全ての経験が役に立つ

自分の意見を持って、思ったことを伝える
何も言わないと何も考えてないと思われる

プレゼン能力はどこに行っても大切
失敗は成功のもと

お金はお金を生み出すためではなく、
社会を良くするためにある
人生は選択肢をとるのではなく、選択肢をつくる。

どんな人になりたいか?
失敗をたくさんする
70, 80年後 その選択肢をとらなかったことを、どれだけ後悔するか

これらの言葉は自分にもそのまま突き刺さる。
写真撮っておいて良かった。

高校のホームページにブログがアップされています:兵庫県立姫路西高等学校
国連フォーラム:UN ForumのFacebookにての事後報告ポストも。


ちなみに私のやっていることがどんなエリアのものなのかを示すためにこの三つの本を持参。
肝心のAcumenの創業者の「ブルーセーター - 引き裂かれた世界をつなぐ起業家たちの物語」は紹介できなかったけれど、笑。私の高校時代には存在していることすら知らなかったこういう業界/業種のことを「そんなのがあるんだな」と思ってくれた子が一人でもいたら嬉しいかな。



関連エントリ-:Thriveという英単語
関連エントリ-:NYで今しているお仕事
関連エントリ-:貧困解決についてAcumenが学んだ10の事